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平成13年5月2日
 
太陽生命保険相互会社
太陽情報産業株式会社
日本アイ・ビー・エム株式会社
 
e-ビジネス時代の次世代保険システムを開発
 
マルチ・チャネル対応のお客様情報管理やワークフローを導入
 
-ご契約者の利便性が飛躍的に向上-
 
  太陽生命保険相互会社(社長 吉池 正博)は1日、コールセンターやインターネット、支社など多様化するお客様との接点(チャネル)を経由した顧客情報を統合的に管理するとともに、ワークフローによる業務効率の向上を図る次世代保険システム「NET'S 01(ネッツ・ゼロワン)」を開発し、2001年6月から2002年5月にかけて順次導入していくことを決定しました。当システムの構築にあたっては、日本アイ・ビー・エム株式会社(社長 大歳 卓麻)と太陽生命のIT(情報技術)関連会社である太陽情報産業株式会社(社長 尾崎 康雄)が技術支援を行います。
 
   次世代保険システム「NET'S 01」は、e-ビジネス時代に対応した企業戦略の基盤と位置付けています。顧客サービスの更なる充実を目的に、多様化したチャネル間の障壁を越え、一元的なサービスを提供することで、お客様からの各種照会等にも即座にお答えすることを可能とするとともに、業務効率の向上を目指しています。
 
当システムの概要と特徴は次のとおりです。
 
 
 
  当システムはe-ビジネス時代への対応を前提とした、ウェブ3層構造を基盤として、マルチ・チャネル・ミックスを実現しています。マルチ・チャネル・ミックスとは「お客様向けウェブ・サイト」、「コール・センター」、「支社システム」を指し、それぞれをウェブ・ベースで構築することで、各チャネルでのコンタクト履歴やお取引情報等をお客様ごとのIDを設定してデータベース上で統合的に管理していきます。これにより、お客様にはさまざまなチャネルを意識することなく、一元的なサービスを受けることが可能になります。また、インターネット上でIDを入力することにより、お客様ご自身でも契約状況等を確認することができます。
 
 
 
  新規契約業務等の社内事務作業の効率化とペーパーレスを実現するワークフロー・システムを構築します。契約申込書等をイメージ・ファイル化し、業務の流れに沿って、必要な部門・内務員に自動的に受け渡していく仕組みです。これにより、業務の効率化、迅速化、進捗状況のタイムリーな把握が可能になり、簡単かつスピーディーな事務処理ならびにお客様からの照会に対してもリアルタイムでの対応が可能となります。
 
 
 
  基幹業務との連携は、ハブ(HUB)と呼ばれる中継システムを介することにより、既存システムに大きな変更を加えることなく柔軟なシステム構成が可能になり、比較的大規模なシステムにも関わらず約1年間という短期間での構築を実現していく予定です。
  当システムは太陽情報産業ならびに日本IBMの技術支援によって現在開発が進行中です。今後、2001年6月の先進コールセンター・システムの稼動をはじめ、2002年5月までに全社へ展開する予定です。