T&D情報システム株式会社

法令遵守

リスク管理態勢

リスク管理の基本的な考え方

企業を取り巻く環境が急速に変化する中で、さまざまなリスクを的確に把握し、管理していくことが経営上ますます重要となっています。当社では、経営の健全性および適切性を確保するためにリスク管理を経営の重要課題のひとつと位置づけ、自己責任原則に基づき適切なリスク管理を実施しています。

リスク管理態勢

当社では、リスク管理の基本的な考え方を定めた「リスク管理基本方針」を策定し、当方針のもとリスク管理態勢を整備しています。リスクを統括管理するためリスク管理委員会を設置し、各種リスクの状況を把握しています。リスク管理部門は、リスクの把握・分析・評価を行い、必要に応じ業務執行部門を牽制・指導するなど、リスクの発生防止・軽減に努めています。

リスクの分類と対応

システムリスク

システムリスクとは、コンピュータシステムのダウンまたは誤作動等、システムの不備等に伴い損失を被るリスク、またはコンピュータが不正使用されることにより損失を被るリスクをいいます。

当社では、システムリスクの管理態勢を整備することにより、システムリスクの発生防止・軽減、リスク発生時の損失の極小化に努めています。

災害リスク

災害リスクとは、大規模災害等に対する予防対策、あるいは発生時の緊急措置体制が整備されていないことにより損失を被るリスクをいいます。

当社では、大地震や風水害等の災害を想定し、予防対策および発生時の緊急対応対策を講じることにより、災害リスクの発生防止・軽減・リスク発生時の損失の極小化に努めています。

事務リスク

事務リスクとは、役職員が正確な事務を怠る、あるいは事故・不正等を起こすことにより損失を被るリスクをいいます。

当社では、規程類やマニュアルを整備し、これらに基づいて事務処理を行っています。
また、事務上のミスや事故などの状況を把握するための体制を整備するとともに、必要に応じて事務を改善し、事務リスクの発生防止・軽減に努めています。

法務リスク

法務リスクとは、諸法令等の遵守を怠ること等により損失を被るリスクをいいます。

当社では、新規施策や重要文書等の法務コンプライアンス審査を徹底することにより、法務リスクの発生・軽減に努めています。

流動性リスク

流動性リスクは、資金繰りリスクと市場流動性リスクに区分できます。

資金繰りリスク
事業収支の悪化等により資金繰りが悪化し、資金の確保に通常よりも著しく低い価格での資産売却を余儀なくされることにより損失を被るリスクをいいます。
市場流動性リスク
市場の混乱等により市場において取引ができなかったり、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより損失を被るリスクをいいます。

当社では、資金繰りの状況を定期的に管理することにより一定の流動性を確保するとともに、資金調達のために資産の流動化を円滑に行えるよう体制を整備し、適切なリスクコントロールを行っています。

風評リスク

風評リスクとは、当社およびT&D保険グループに関する悪評・信用不安情報等が顧客、マスコミ、インターネット等に広がり、当社の業績に悪影響が生じる等の事態が発生することにより損失を被るリスクをいいます。

当社では、風評リスクに関する情報、噂の収集を図るとともに、風評に接した場合の対応を明確にし、風評リスクの発生防止・軽減に努めています。

労務人事リスク

労務人事リスクとは、雇用問題、労務管理、人材流出、人権問題など、労務・人事上のトラブルが発生することにより損失を被るリスクをいいます。

当社では、労務人事リスクの存在を認識し、労務人事リスクの管理態勢を整備することにより、労務人事リスクの発生防止・軽減に努めています。